東へ
ただ、ひたすら、東へと向かった。
東の果ては、海だった。
荒れ狂う波の
じっと佇む白い灯台のふもと、
4mはあろうかというテトラポットが
じっと、東の果てを守っていた。
「うむ。ひと安心だな」
そう思いつつ帰路につく。
道すがら、雲の合間から、木漏れ日が差し込んでいた。
光の線、影の線、すっと地面に繋がる線。
調べてみると「天への梯子」と言うらしい。
このまま、どこかへ連れてってくれればいいのに。
でも、西洋の神様は、そんなこと聞いてくれなさそうだ。
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補足。そんなことを言えたもんかどうかは、わからないけれど。
車に乗っている時、そんなことを考えていたのを
知っているか知らないかはわからないけど、
やっぱり、僕の見え方もあったりする訳で...
それを違うものとして認識するかと言う側面ってあると思うよ。
何の違いかはわからないけど、君がその違いに悩んでいるのだとしたら、
やっぱり思いもよらぬ見え方で彼女もその違いに悩んでいるかもしれないし。
君がそれだけよく見えるようになったのかもしれないし。
(違いとか個性とかじゃないと思う。前に進むための動力源?)