ただ、ひたすら、東へと向かった。 東の果ては、海だった。 荒れ狂う波の じっと佇む白い灯台のふもと、 4mはあろうかというテトラポットが じっと、東の果てを守っていた。 「うむ。ひと安心だな」 そう思いつつ帰路につく。 道すがら、雲の合間から、木漏…
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