夜の散歩

綿入れ半纏

食べたらごろりと横になる。
このうたた寝は幸せである。
でも、「くっちゃね」なのである。
 

  • 夜の散歩

ユニクロヒートテックのスウェットを着て綿入れ半纏*1をはおり、首にタオルを巻く。足袋靴下に雪駄。裏の神社をぷらぷらと散歩する。空気がしんとしている。気持ちがすっと軽くなる。神社の中からは空がよく見える*2
 
夜、散歩に行くタイミングが難しい。やはり、結構、寝てしまうのだ。
晩御飯をたくさん食べるとお腹がいっぱいになり、うとうととする。仕事で少々疲れていたり、少し飲んでいたりするともう、ぐてーっと寝てしまう。
 

  • もう少しの工夫

ごちそうさまをひとりごち、お茶を淹れ、鼻のあたりに香りをくゆらせ、おもむろに横になる。すると、ちょいと出てみようか、なんて気になったりする。ずるずると引き続いてしまう日常、昼のあわただしさを家まで持ち帰ってしまうことを、ほんの少し回避できるような気がする。

*1:袖があるので、丹前、どてらと言ってもよいのかもしれない。ちゃんちゃんこではない。

*2:冬は星もよく見える。月が冴え冴えとしているとき、綺麗ではあるのだが、鋭い煌きは、なんだか少し不吉な気分がする。