抜け道

椿

今朝、散歩した。つらつらと歩いていて「抜け道」があると、ついつい入ってしまう。僕の中では通称「猫道」と呼んでいる。何だか「にゃんこ」が現れそうであったり、新鮮なものが見つけられたりするのでウキウキなのだ(他の人には難しい。どこに抜けるかわからない道は不安を煽り(僕もそうかも)、最短ルートがいい人には不審を煽る)。
 
だが、「わぁ」とか「何これ?」などとドキドキと思いながら、わかっているところに抜けた時の安心感。
何だかいいんだよね。
 
今日通った道には、鉢に椿が咲いていて、隣に金魚鉢が並ぶ。抜けると辛夷の通りだ。こういう道には、さりげなく花が咲いているので、何だかいい。金魚鉢にはでっぷりと愛らしい金魚がぷかぷかと心地良さげ(肌と朱の斑で、縦5センチ横3センチくらいの菱形!?)。
 
あの椿の色はかなり好き。ちょっと明るさが入ってピンクがかっている。濃い緑に映える。何だかウキウキしてしまう。そして、花柄のもの(色合いによるけど)は、ズキュンになりやすい。
 
何だか、ぼーっとしてしまう。「先週見た服も紙袋も、何かの言葉にできれば良かったのに」なんて思ってしまう(気持ちがいっぱいになるって悲しいものね)。逆らって強がってみたけど、それも違うんだなぁと思う。でも、「いいね」って言っても、「何が?」って言われるのだろうし、やっぱり言葉を用意しとかないといけないのかな...(言葉を用意し過ぎると気持ちが入らないし、用意しないで圧迫されると何も喋れなくなる。それでも強引に喋ると自分でも何だかよくわからなくなる。幾つか作ってるスタイルもあるけど、なかなか難しいものね...)
 
もう少し、おしゃべりもしよう♪
違う路地も歩いてみよう♪