「ちょっと」という言葉

ねづらんち

昨日、ちょこっと飲みにいった。大阪の担当に依頼があって来てもらってたからだ。新橋の高架下、焼き鳥の煙とビール、何だか話すうちに楽しくなる。関西人は苦手なことが多い。でも、昼の言葉にならない言葉、言葉になった言葉を感じつつ、ちょっとずつ、ビールとともに言葉に乗せる互いの気持ちをゆっくり把握していく。
飲んで帰って朝起きて、この「ちょっと」という言葉が気になりだした。
僕は何で無闇に曖昧な表現を多用してしまうのだろう。
 
・お皿にちょっとずつがいっぱいある。こういうご飯は好き。
・ちょっと待って。待て、では強過ぎる。
・ちょっとね。これは当てはまる言葉がみつからないかず焦っている時。もしくは、何かをかわしたい時。
・ちょっとが全ての言葉の副詞としてつきやすい。いろんな怖さや嫌なことから表現をぼやかしたい時。
・ちょっとでいいから、自分の空間をください。これは、とても怖がっていると思う。でも、かなり傲慢でもあると思う。そう言わざるを得ないのならともかく。
 
最後の3つのちょっとは、だめだめな僕の1番ダメなとこの1つかもしれないとよく思う。
その怖さは、どこから来てるのだろう???
表現をする隙間がない?生い立ち?傷つきたくない?
これは、よく考えた方が良さそうだ。
 
かわす。
仕事柄、かわさないと生きていけないことが多い。お願いってされるとうまく断れない。処世術なのではないかと思ったりしてしまう。それが嫌。だから、よく、真正面から受けとめてしまう。
これは、自分の中で論理的に追えそうだと思う。
追いつめられたり、焦っていたりすると、よくわからないところ(見たくないもの)でひっかかり、うまくその言葉をかわすこともできない。
かわす。他にも自分の意味がありそうだ。
 
少しずつ、何かを取り戻せるといいな♪