ノーガード戦法とその傲慢さ

とんかつみずの

欲しいものを手に入れるために、僕は、この魔物と契約をしてしまうことがある。

  • 「ノーガード戦法」?

明日のジョーというアニメで矢吹ジョーが取った戦法である(自分のガードをせず、相手を受け、間合いを図り、カウンターを繰り出す)。
3年程前、僕はのミーティングの席でこれを使った。ほぼノープランで行き、しゃべり始め、収集をつけず、ぼこぼこにされる。そこで、皆に何がしたいのかを問いかける。そして、擦り付け合いの膠着状態に糸口がつけられ、1つの目標へ向かうようになった。
その時の僕はチームを持っていたが端役だ。マネージャの語る夢を叶えたいという気持ちを優先させた。
その後、一緒にやっていた方にめちゃくちゃ怒られた。1つの解決手段としては有効かもしれない。しかし、自分も相手も今後の皆の方向性も投げ捨てているのだ。それは、傲慢と呼ぶのだ。それを教えてくれた。ありがとうございました。
 
でも、僕は、その魔物と契約をしてしまうことがある。僕の後ろに忍び寄りささやく「他に手段はあるのか?」と。

  • 場をふまえて解決できないものは、それは解決できないと言う。それでいんじゃないかと思う(抱えすぎる場合もあるが)。
  • ちょっと自分に切迫感を与えて頑張らせる。それもいんじゃないかと思う(追い込みすぎる場合もあるが)。

しかしながら、どうにかしたいという気持ちがあまりにも肥大すると、そいつはやってくる。
僕は、顧みずにその魔物と契約をしてしまうことがある。
選択肢はない訳じゃない。ふとした思いつきが「魔物」に後押しされて「自分」を越えて出て行くようだ。今の僕の状態だってそう。飼いならせていない?ただ、よく見えていないだけじゃないかな。仲良くできたらいいなと思う♪
 
こうみると、自分の感覚や気持ちをあまりにも考えないようにしていたのがわかる。勿論のことに相手の気持ちも。あともう少し。魔物の生態に迫ってみよう♪