ごはん

ごはんとこんぶ

シンプルで使いやすいものというものは
きれいで洗練されていて、飽きがこない。
確かにいいなと思い、よく選んでしまう。
だからといって、生活というのは、
そんな単純なもんでもないとも思う*1
 
休みがてらの散歩、「“ú–{–¯åYŠÙ」に行ってきた。生活にあわせて洗練された形。それは僕の頭をぶちのめす。何と言ったら良いのだろう。単にきれいとかそういうものでもなく、使われる場、使っている人が想像でき、それを想い幾つもの工夫を凝らし作られていること、そのひとつひとつ、大事に受け継がれている。僕がそれを見ているのすらおこがましいのではないかと思ってしまう。
おいしくごはんを食べるため、おちゃわんを買った。
大根を炊いた時に使った昆布を煮魚の残りの出汁で煮染めたのをあわせて食べた。何だかとってもおいしいなと思った。
 
そこには僕のレゾンデートルはあるのか、そんなことが頭を過る。
おいしいね、なんて言えたらいいだけなのに。

*1:雨が降れば傘をさす。朝から降っているのでなければ折畳みを持参する。夕にやむようであれば自転車でも良いかとも思う。地域によってなんて言ったらきりないし、まぁコンビニがあればどうにかなるだろうというのでも良いだろう。