一番離れているのでイチハナリ

伊計島の東の方ははいっちゃいけなかっ

伊計島のことを呼ぶらしいが、普通に道路がつながっている。でなくても干潮時はわたれるらしい。
路線バスに乗り込んで那覇から東に2時間1250円。時間調整にタコスを食べて、2時間に1本の乗り合いバス500円。何もなさそうな島を(もちろん何かはあるが)てくてく歩き続けるとまた別の砂浜。人もいないのでここら辺は僕のものと言いたくなるような感じ。昼寝したり本を読んだり、波と風に向かってぶつぶつ言ってみたり。
実は海のきれいさでは離島の方がいいみたい。乗り合いバスの運転手が言うことには、川もなくて栄養がないとこの方が水も透き通ってて魚とかの生き物も少なくて。そう考えると澄んだ水で熱帯魚を見ることは、ただ単に物珍しさを求めているのかもしれない(遠浅の珊瑚礁とかは考えず)。
遠目に見て海の中に長方形の黒いものがあったなら、そこはもずく栽培所らしい。網にもずくを種付けし海に広げて時々雑草を取る。「これじゃぁ養殖とは言わないいよな」とサングラスをかけたごつい中年運転手(なまりのせいか半分位の言葉はいまいち聞き取れない、嫌な客がいるとぶつぶつ文句を言っているっぽいので時々頷いてみたりする)。景色がいいとこ見たいと言ったら、前に乗せてくれていろいろ道すがら解説を加えてくれる。兎も角、橋は素敵で1人旅で人と触れることも面白いってこと。