DPKL-59
- 作者: バリントン・J.ベイリー,Barrington J. Bayley,大森望
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1992/05
- メディア: 文庫
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- 作者: バリントン・J・ベイリー,大森望
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1989/12
- メディア: 文庫
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- 作者: バリントン J.ベイリー,冬川亘
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1983/04
- メディア: 文庫
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「精神の集中を要する研究をなしとげるには、ロドロンの思考形態はあまりに短絡的で、その興味もあまりに広く分散しすぎている。そこで、このドラッグDPKL-59の出番となる。」...
「あとになってみると、読んだものの内容をほとんど理解していない場合が多い。しかし、ドラッグの影響下にある間は、全ての謎が解き明かされるのを感じ、尋常ならざる知性の王国に足を踏み入れるという体験を享受できる。この体験の味わいは、本を閉じた後にも消えることがない。」
実際のところ、自分がしている行為のほぼ全ては、「DPKL-59」を、他のモノに置き換えて説明ができるのではないかと思ってしまう。
そうなると記憶ってのはかないものってことになるけど、「DPKL-59」を自分の中で認識できる「タグ*1」として調整、再認識することは、生きて行く間の彩りを加えてくれそうな気がする。
*1:相互認識の手段としてタグ付け(分類)をする場合もあるけど、慎重に使いたいものだ。「あの人はXXだから〜」という軽い言葉を聞くと虫酸がはしる。