入れ子的な...

芍薬

仕事柄、何かをシステム化するというのが多い。紙ではんこを押してなどというものをWebとかでやると少し整理できたり、便利だったりというものだ*1。時折、システム化するという行為自体をシステム化するということもある*2
どちらであれ、一部が便利になると少し嬉しい気がするのだが、しばらくすると、それは当たり前になり、システム化されて見えにくくなった部分から腐臭が発生する。そのため、そこに蓋をしてみたり、時には匂いの元を絶ってみようと分解してみたり、いい匂いのするものでごまかしてみたりするのである。
であるからして、時折、白紙の状態から考えてみたり、別な観点で見てみたり、その行為自体にロマン*3を求めてみたりするのである*4
しばらく前、少しいい匂いでごまかすためのおもちゃを作ったことを書くためのくだらない前置き。

*1:大抵の場合、整理されない面倒なところがめんどくさいまま残るので使う人はその残り香を嗅ぐことになる。

*2:大抵の場合、もちろんのこと、くそ使えない。

*3:コンピュータの技術というものに歴史的な何かを実感するとかは割と好きだな。大抵の場合、ベクトルの向きが違うのだ。

*4:単純に「これいいね」とか「だめじゃん」とか割り切れればいいだろうし、背景なしで受け入れやすい状態にしてからでいいじゃないかというのもある。だが、その駄文の小間切れがここでもある。